職種別社員インタビューbtn-career-entry

幅広い経験を求めて気負わず入社

高校を卒業してアメリカに語学留学したあと、一度日本に戻りましたが、もう少しアメリカで勉強したい気持ちと料理人の父の影響もあってニューヨークの「インスティチュートオブカリナリー エデュケーションペイストリー科」に進み、デセールを専攻しました。研修として「アラン・デュカス」で少し働きましたが、ビザの関係で日本に戻ることになりました。日本に戻り、最初にビストロで働きました。私にはキャリアがなかったので、ビストロというカジュアルな形態のお店であれば、全体的な仕事の流れが掴めると考えたからです。その職場で出会った先輩から、「ロブションならいろいろ経験できる」と勧めてもらい、新たな舞台を求めてあまり気負うことなく履歴書を出しました。

転職してからの第一ステージ

入社した当初は一番年下でした。支度から覚え、予約表を見てフルーツやクリームの仕込みができるようになっていく、というステップを地道に踏んでいきました。それでも、とても刺激に溢れる毎日でした。例えばバターにしても、チョコレートにしても取り寄せている素材が、他のお店では扱えないような、素晴らしいものが揃っています。ジョエル・ロブションのデセールには、常にお皿のどこかに季節感と共に、お客様に驚きを提供できるアイデアが込められています。恵比寿のシャトーレストランのデセール部門は、7人で構成されています。ルーティンではなく、予約状況やお客様のご要望に合わせて日々変化する業務を7人で連携して、効率よく対応していきます。どんなに忙しくても難しいオーダーでも、まるで魔法のように素晴らしいお皿を完成させていくシェフをはじめ、先輩の姿に憧れました。この時期はまるでスポンジのように、思い切り沢山のことを吸収することができました。私はアメリカでデセールを学んだので、伝統を重んじるフランス菓子とは少し違っていましたが、アメリカでは変化に富んだ日々を肯定的な価値観で楽しむことを学んだのが良かったのかもしれません。大変なこともありましたが、ともかく楽しかったです。

転職してからの第二ステージ

ロブションでは、自ら「あれをやりたい」「これをやりたい」と、発信していくことが、大事とされます。季節ごとのデセールのお皿のアイデアも、当然シェフのチェックを受けますが自ら提案します。デセールのお皿には、個性が出ます。女性なら、女性らしい表現があったり、お皿を見れば誰が考えて作ったのかが、分かってしまうほどです。
私自身、今は飾りや表現面での発想力を高めたいと思っています。そのためにはフランスの専門書にも目を通しますが、日常で目にする写真や絵画にも、触発されるアイデアがあったりします。そういう意味では、ずっと自分の感性を磨いていくことが大切であり、デセールの奥深さを体感しています。
私が目指す先には、やはりシェフがいます。シェフは試行錯誤の後、表現したい世界観を形にされている点に感銘を受けますし、それを楽しそうにやり遂げていく姿は、私の目標そのものです。クリスマスシーズンなどは、ともかく体力的に辛いときもあったりはしますが、いつか結婚したとしても、楽しくキャリアを積んでいる自分でいたいと思います。

転職を考える方へ

「ロブションなら、いろいろ見れるぞ」といった先輩の言葉は、本当だったと感じる7年間でした。ここでは何事も吸収する力のある人、柔らかい考え方の人が活き活き活躍することができると思います。「昨日はこうだったのに、何で今日は違うのか」と考えて立ち止まってしまうこともあるとは思いますが、常に先を見て柔軟な考えを持ち、あらゆることを吸収していけば、それと共に自分のスキルが高まっていくと感じています。